『偽典・女神転生』 邪道テクニック集

更新:Feb.02,2007

<ご注意>
この情報はPC-9800シリーズ版限定です。
Windows版についても準用可能であると思われますが検証しておりません。
なお現在ではセーブファイルエディタツール(98版、Win版)が公開されている為、
そちらを利用した方が簡単ではないかと思われます。

 バイナリエディタを使ってセーブデータに細工をするというはごく初歩的な手口ですが、その中で経験値を増やすとかアイテムを入手するとかいったごくありふれたもの以外で、役に立つだろうと思われるものを取り上げてみました。ちなみにプログラムがほとんどデータのチェックをしないのでパラメータはいくらでも書き換えがききます。なおセーブデータの名前はsave000X.ddsです。(Xはデータの番号)
 ここに書かれている情報はほぼ個人の環境でしか確認をしていないので人によってはうまく行かないことが考えられます。また、ゲーム本編を終わらせていない人はこれを見るとよけいな情報を得る危険性があります。ソフトの改造に当たるのでメーカーからサポートが受けられなくなる危険があります。(既にメーカーのサポートは終了していますのでその点での問題はなくなりました。)勿論バイナリエディタが何かわからない人もやらないほうが無難です。
 都合上非常に説明がわかりづらい部分がありますがご容赦下さい。また一部でフラグデータの操作をやっておりますが、文中で指示されているものは簡単の為の方法で必要最小限の操作ではありません。事態解決後元に戻すことが前提ですので注意して下さい。既に正確な操作方法やフラグの詳細もほぼ判明しているのですが、あくまで救済の為に用意したものですのでここでは割愛させて頂きます。
 いまさら警告するまでもありませんが、ここに書かれていることを実行して何か損害を被っても当協会は一切関知しません。あくまで個人の責任の元に行って下さい。

Special Thanks to
Soro


 ○キャラクターの名前を変える

 セーブデータを見ていくと人間キャラクター(ニュートンを除く)の名前が16バイトづつ姓と名を分けて書き込まれているのがわかりますが、実はゲーム中のメッセージはここの情報を元にして表示されています。従ってセーブデータ上の名前を書き換えるとゲーム中でも書き換えた名前でキャラクターを呼んでくれます。ただし一部の特殊なメッセージやアイテム名までは変わりません。表示の際にキャラクターの姓と名は連結されます。姓を16バイトを越える長さには出来ません。名の方は16バイトを越える長さでも動作することがありますが、あまり長過ぎるとゲームが停止します。なお姓を持たないキャラクターの場合は名のみとなります。
 主人公の名前(姓)は絶対アドレス0592hから書かれており、その次に名が書かれています。キャラクターのデータ量が一定ではないので他のキャラクターについてはアドレスを指定できません。やりかたは一緒ですが。
 同様にして仲魔の名前も変えられます。ただし合体させると付けた名前は消えます。精霊合体の場合はそのまま名前が残ります。

 ○空白アイテムの除去

 ディザームで落とされた武器を戦闘中に装備しなおしたりすると、空白の消えないアイテムが出現してアイテム欄をふさいでしまうバグがあります。【の〜ざんたうん】に消去プログラムがあるのでそれを取ってくればよいのですが、一応手動で空白アイテムを削除する方法を書いておきます。
 所有アイテムのデータはセーブデータの絶対アドレス0444hから3バイトづつ、間に1バイトの空白(00)を置きながら格納されています。アイテムデータの最初の2バイトにはアイテムの固有番号(=種類)が、最後の1バイトにはそのアイテムの数が書き込まれています。空白アイテムは固有番号が 00 00 となっているので、該当部分の固有番号を FF 07 と修正すれば空白に戻ります。

 ○橋が消えるバグを回避

 デカラビアの一件の後、橋が消えて臨海コロシアムに行けなくなることがあります(橋が架かるようなメッセージが出るのに架からない)が、一応無理矢理臨海コロシアムにわたる方法があります。
 セーブデータの絶対アドレス0065hをF9に書き換えて下さい。橋が架かっているはずです。イベントフラグをいじっているので話がおかしくなります。橋を渡ったらいったんセーブして書き換えた部分を元に戻しておきましょう。
 ごく限られた範囲でしか確認していないので、人によってはこのバグは起きないかも知れません。
 またゲームの進め方によっては臨海コロシアムに全く行けなくなってしまうようですが、そのバグも回避可能と思われます。
 なお反対側に戻してくれる人がコロシアム内にいるので、トラポートで臨海コロシアムに戻れるならば橋が消えても問題ありません。

 ○樹海行方不明バグを回避

 中有でバールハダドを倒した後、トラポートで戻ってしまうと、四つの不動に目を入れた後も護国寺に樹海が登場せず、ゲームが進まなくなることがあります。
 この場合セーブデータの絶対アドレス005ChをE8に書き換えて中有をもう一度攻略しなおせば復旧できます。

 ○中有にもう一度行く

 中有へは一度イベントをクリアしてしまうと入れなくなりますが、諸々の事情(敢えて伏せます)でもう一度行きたくなることがあるかも知れません。
 セーブデータの絶対アドレス005ChをE8に書き換えて下さい。これで中有に入れるようになります。橋の一件と同様、イベントフラグをいじっているので話がおかしくなります。もっとも大した影響はない様ですが。

 ○邪道宝石収集法

 ストーリー上の都合で幾つかの宝石を集める必要が出てくるわけですが、うっかり貴重なものをアイテムに付けて、そのアイテムを無くしたり持ってかれたりするといちいち駆けずり回って宝石を集めなければなりません。もっとも普通にやっててもやっぱり宝石探しをしなければならないようですが・・・。
 この手間を省くためセーブデータに介入して必要な宝石を入手する方法を書いておきます。
 宝石のデータはセーブデータの絶対アドレス0544hから、オニキスから順に3バイトづつ、例によって間に1バイトの空白(00)を挟みながら格納されています。3バイトの内最初の2バイトが宝石の種類を、残る1バイトが数を表しています(アイテムと同じです)。よってデータを見ながら増やしたい宝石の固有番号を見つけ、その後ろの数を書き換えれば良いわけです。
 なお欲張り過ぎるとゲームが止まるという報告が届いております。

 各宝石の固有番号
 オニキス   :9D 00
 クリスタル  :9E 00
 アクアマリン :9F 00
 ムーンストーン:A0 00
 アメジスト  :A1 00
 ターコイズ  :A2 00
 ローズクォーツ:A3 00
 ラピスラズリ :A4 00
 ガーネット  :A5 00
 オパール   :A6 00
 トパーズ   :A7 00
 パール    :A8 00
 ルビー    :A9 00
 サファイア  :AA 00
 エメラルド  :AB 00
 ダイアモンド :AC 00

 ○出現地点転移術

 実はゲームを再開した時点での出現地点は自由に変更できます。アドレスが不定なので指定しづらいのですが、一覧表(パーティ情報)上の主人公の固有番号の31バイト手前に出現地点のX座標、1バイト空白を挟んでY座標が書き込まれています。さらにX座標から7バイト(主人公の固有番号の24バイト手前)に出現するダンジョンのマップ番号、続いてフロア番号が書き込まれています。なお「一覧表上の主人公の固有番号」は最初の仲魔の名前の直前付近に存在しています。
 ここのデータを操作することによって出現地点を変えられます。なおセーブデータ上のX座標は実際の座標値に+1されます。またマップの原点やフロアの数え方はダンジョンによって異なります。存在しない座標やフロアを指定するとゲームが止まります。出現地点を変えた場合でも、トラポートを唱えると正常な(本来の)セーブ地点にまで戻ります。
 なおこれを応用すればバグによるハマリ状態からの脱出も可能です。とりあえず(X,Y)を(08 00)、マップ番号を 0A 、フロア番号を 00 と書き換えればマイシテーのターミナル前に出現します。

 各ダンジョンのマップ番号
 01:バーチャダンジョン
 02:亜空間(鬼子母神)
 03:東郷神社地下
 04:代々木労働キャンプ
 05:(精神世界:黄泉直前)
 06:新宿地下街
 07:新宿地下道(東)
 08:新宿地下道(西)
 09:新宿都庁
 0A:マイシテー
 0B:慶王ルミネ
 0C:黄泉比良坂
 0D:御田急ハルク
 0E:オリンピックプール
 0F:オリンピックプール(異)
 10:原宿シェルター
 11:ミレニアム総本山(崩壊後)
 12:シャンシャンシティ
 13:シャンシャンシティ(復興後)
 14:市谷シェルター
 15:東京タワー
 16:御茶ノ水シェルター
 17:地下鉄大手町駅
 18:ミレニアム総本山
 19:八重洲地下街
 1A:銀座地下街
 1B:神田地下街
 1C:地下鉄御茶ノ水駅
 1D:上野神殿
 1E:地下鉄新橋駅
 1F:秋葉原駅ビル
 20:バール教団総本部
 21:アメ屋プラザ
 22:地下鉄上野駅
 23:御花屋敷(解決後)
 24:御花屋敷
 25:浅草地下鉄ビル
 26:地下鉄浅草駅
 27:地下鉄霞ヶ関駅
 28:渋谷
 29:品川ホテル(異変)
 2A:品川水族館
 2B:品川ホテル(復興後)
 2C:地下鉄六本木駅
 2D:大歓楽街
 2E:六本木
 2F:邪教の殿堂
 30:渋谷(解放後)
 31:バール教団支部
 32:母なる金星
 33:イシュタルの槌
 34:恵比寿ガーデン
 35:バエル城
 36:高天原
 37:中有
 38:黄泉
 39:有楽町線
 3A:地下鉄東池袋駅
 3B:地下鉄護国寺駅
 3C:地下鉄飯田橋駅
 3D:千代田線
 3E:明治神宮前駅
 3F:丸ノ内線
 40:地下鉄千駄木駅
 41:銀座線(銀座方面)
 42:品川水族館駅
 43:日比谷線(六本木方面)
 44:日比谷線(三ノ輪方面)
 45:地下鉄三ノ輪駅
 46:芝浦埠頭駅
 47:地下鉄秋葉原駅
 48:臨海新交通
 49:目白不動
 4A:目青不動
 4B:目赤不動
 4C:目黄不動
 4D:目黒不動
 4E:来てはいけない所
 4F:護国寺
 50:銀座線(上野方面)
 51:代々木公園駅
 52:戸山シェルター
 53:ミレニアム病院
 55:築地本願寺
 56:臨海コロシアム
 57:(精神世界:御花屋敷)
 80:MURAKAMI
 81:会話チェック
 82:初台シェルター
 83:レジスタンス基地
 84:労働キャンプ新宿
 85:新宿都庁(五色不動発動後)
 86:亜空間(イニシエーション)
 87:平沢研究所
 88:新宿爆心地
 89:鬼子母神
 8A:御茶ノ水シェルター(復興後)
 8B:地下研究所
 FF:2D戦闘フィールド

 ○異心変心属性変化

 主人公の属性はエンディング等に影響しますので場合によってはこの点を調整してやる必要があるでしょう。属性は基本的に属性チャート上の座標値として記録されています。座標の取り方は少々変則的で、チャートの中心点のLight/Law側接点が 00 、Dark/Chaos側接点が FF となり、Law/Light極限が 7F 、Dark/Chaos側極限が 80 となります。
 データはLaw-Chaos軸を絶対アドレス060Ahおよび0799h、Light-Dark軸を060Bhおよび0789hに書き込まれています。さらに078Ahに現在の属性値がLight寄りならば 00 、Dark寄りならば FF を書き込みます。同様に079AhにLaw寄りならば 00 、Chaos寄りならば FF を書き込みます。最後に078Bh、078Ch、079Bh、079Chの4つを適当な値(00で良い)に書き換えます。
 なお主人公以外のキャラクターも属性を変えられますが、大して意味がないのでここでは割愛させて頂きます。

 ○邪法・悪魔エディット

 仲魔のデータに細工すれば好みの悪魔に変えてしまうことが可能です。
 セーブデータ中の仲魔の”名前”のデータアドレスの直前に悪魔の固有番号が2バイトづつ2つ連続で書き込まれていますが、(理由は不明。書き換えるのは直前のものだけで良い様ですが、念のため両方書き換えておきましょう。)ここを書き換えると仲魔を別の悪魔に変えてしまえます。ただし 20 00 〜 AF 01 以外の数値を書き込むと最悪の場合ゲームがロードした瞬間に停止します。
 こうして仲魔を好きな悪魔に変えられますが、その他のデータは元の仲魔のものをそのまま受け継ぎます。こうして作成した悪魔を成長させても元々の仲魔と同じ成長傾向を持ちます。よって合体材料を集めるのに使うほうが良いかもしれません。ですが精霊に変えたりすると合体時に変な動作を起こることがあるようです。
 なお各悪魔の固有番号については『偽典・女神転生』悪魔全書を参照して下さい。

 ○魔法&特技変換術

 悪魔の持つ魔法・特技は時によってレベルよりも重要な要素となります。能力値などは簡単に書き換えがきくので、このデータに介入できればほぼ自由に悪魔を作り替えてしまえるわけです。
 さて、悪魔の持つ魔法・特技のデータは各仲魔のデータの最後の部分に2バイトずつ順番に書き込まれています。最後の部分というよりはステータス表上での次の仲魔のデータの直前と考えた方が見つけやすいと思われます。見つけたら適当な魔法の固有番号を持たせたいものに書き換えてしまいましょう。なお元々持っている魔法・特技はレベルアップすれば覚え直します。逆に言うと覚えるはずのものは一時的にしか消去しておけません。この部分を調整するには習得する魔法・特技の系統を調整してやらねばなりませんが、これについては調査を済ませていないのでここでは記述しません。
 書き加える/削る場合はまず所有している魔法&特技の数を変えてやらねばなりません。このデータは所有する最初の特技のデータから46バイト手前に書き込まれています。ここの数値を調整してから特技のデータを書き換えます。

 ○キャラクターを入れ替える

 例によってキャラクターデータの長さが一定ではないのでアドレスが指定できないのですが、ステータス一覧での最初の仲魔の名前の前方にキャラクターの固有番号がステータス一覧の順序に従って書き込まれています。そこの番号を入れ替えるとキャラクターを入れ替えられます。キャラクターのデータと仲魔のデータ(パーティ情報)の間に正体不明のデータが存在しているのでややこしいですが、現在のパーティー構成と照らし合わせればなんとか特定できるはずです。
 これを発展させて人間キャラクターを自由に加えたり削ったりする事も可能です。この場合まず現在のパーティ構成のデータに手を加えてやる必要があります。パーティ構成のデータは一覧表(パーティ情報)上主人公の固有番号の14バイト手前から1バイトづつ、間に1バイトの空白を置きながら6つ書き込まれています。ここのデータはステータス一覧の通し番号に対応します。ここに書かれていない場合はComp内にいるものと認識されます。従って人間キャラクターをComp内に入れることも可能ですが、死亡状態と同じに見なされるので注意が必要です。
 まず人間キャラクターを加える場合ですが、データは一覧表と同じ順序で書き込まれている(欠番は FF FF)ので加えたい位置に相当する部分に加えたいキャラクターの固有番号を挿入します。このとき一覧表上の番号がずれることに注意して下さい。続いて加えた分の修正するため一覧表上の空白(FF FF)を削ります。普通は最後の仲魔のデータの直後の部分を削るので良いでしょう。まあ別に仲魔のデータを丸ごと削るのでも良いのですが……。削る場合はそのキャラクターの固有番号を FF FF に変えてやれば済みます。欠番を調整したいなら空白の位置を変えてやれば良いだけです。
 なお誰が仲間であろうとたいていのイベントは全く問題なく動いてしまうので、用途に合わせてご活用下さい。一部のイベントでは不都合が生じますが、いないキャラクターが突然パーティに参入したりする程度で問題なく動いてしまうようです(完全な確認はしておりませんが。)

 各キャラクターの固有番号
 葛城史人 :00 00
 橘 由宇香:02 00
 飛鳥 泪 :04 00
 西野義雄 :05 00
 早坂達也 :06 00
 園田哲也 :07 00
 上河公輝 :08 00
 相馬三四郎:09 00
 山瀬 勇 :0A 00
 桐島英美 :0B 00
 ニュートン:0D 00
 山田カズミ:0E 00
 立川惣厳 :0F 00

 ○禁断のデバッグモード

 出現地点転移術を使ってマップ番号に 81 を指定するとデバッグ用ダンジョン(ダンジョン名:会話チェック)に入れます。ここにある小部屋ではデバッグ用メニューが起動し、グラフィック閲覧やら魔法・特技の習得やら仲魔の調整やら、とほぼ好き勝手な事が出来ます。セーブも可能なので再び出現地点を変えてやれば本筋に復帰出来ます。
 なおこれとは別にイベントフラグ等も調整出来る別のデバッグメニューの起動法も発見されているようですが、本資料の意図に添いませんのでここには掲載しません。