レーニンという筆名で知られる偉大なる革命指導者の本名はウラディミール・イリイチ・ユリアノフであったが、彼の片腕とも呼ぶべきライバ・ブロンシュタインはレオン・トロツキーと名乗っており、さらに後継者のヨセフ・スターリンはヨセフ・ジュガシュヴィリというのが真の名であった。 こうした事実から鑑みるに、ロシアでは偽名なり筆名なりを使うのが成功の秘訣と結論することができよう。スターリン以後の本名を表に出している指導者たちがいまいちパッとしないことからもこのことは明らかである。 最近の日ロ関係は進展しているようだが、エリツィン以後の情勢は定かでないし、ことによっては大混乱も予想される。将来のためにとりあえず本名を使っていない人物と仲良くするのが良いのではなかろうか。 |