費用対効果

 1857年の事例に基づくと、世間一般での評価には雲泥の差があるにも関らず、英国の桂冠詩人は王室のネズミ取り師よりも報酬が低かった。もっともウィリアム・ワーズワースが桂冠詩人だった7年間に一つも詩を書かなかった事を考慮すればこの評価は妥当と言えよう。
 それに実際ネズミの脅威というものには我々の想像を絶するものがあることも忘れてはならない。1942年、窮地にあるスターリングラードの友軍の救援に向かうはずだったドイツ第48装甲軍団は、野ネズミに戦車の電気系を食われたため出撃が3日も遅れる羽目となった。

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