13についての緊要事

 作曲家のアーノルド・シェーンベルグは13という数字に対して実に迷信深かったが、実際彼は76歳で死ぬと思っていて、本当に76歳で死んだ(7+6=13であることに注意)。しかも死んだのは13日の金曜日、午前0時13分であった。
 彼が13日の妊娠期間を持つオポッサムについて迷信深かったかどうかは知られていないが、パプア・ニューギニアに住むフア族によればオポッサムを食べると男性が妊娠する危険性があるという。オポッサムの肉にはコレステロールが含まれていないという利点があるが、オポッサムの食品利用を推進しているアメリカポッサム繁殖育成協会(ポッサムはオポッサムの省略形)はフア族の警告に対して何故か沈黙を守っている。

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