鼻の経事

 695年、ビザンチン皇帝ユスティニアス2世は反乱を起こした将軍レオンティウスに敗れ、鼻を切られてクリミア半島に追放された。
 その3年後、皇帝となったレオンティウスは同じく反乱した将軍ティベリウス(皇帝としてはティベリウス3世)に敗れて鼻を切られた。
 しかしながら10年の辛苦に耐えたユスティニアス2世は失った鼻の代わりの純金製の義鼻と1万5000の兵をもってコンスタンティノープルを急襲、ティベリウス3世を破って帝位に復帰、レオンティウスとティベリウスを処刑して見事事件に決着をつけた。ただしティベリウスの鼻を斬ったかどうかは定かではない。

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